評 価

E V A L U A T I O N

◆◇ 事業改善・成果の可視化など ◆◇

What's Evaluation?
評価とは?

  社会的な価値を自らに問う
  きっかけを得る
 

「評価」と聞くと、成績をつけられるとか、査定をされるといったイメージがあり、できれば避けて通りたいもの、といったイメージを持たれることが多いのではないかと思います。「面白そうだからやってみよう」と言うような、ポジティブに捉えられることはなかなか無いように思います。

しかし、「評価」という言葉は、本来的には「価値を評する」とか「価値を引き出す」といったポジティブな意味があり、評価研究者で哲学者でもあるスクリヴェンは、「評価は社会の改善活動である」とも説いています。つまり評価は、より良い価値ある社会にしていくための試みであり、自らに問いを立てるきっかけを得ることができるものです。
「評価学」という学問領域として認識されているものを、一般的には評価と呼んでいますが、事業や活動に適用して理論と実践を往復しながら、改善・向上を図っていくところが、評価の面白みと言えるのではないでしょうか。

Assessment of Program Design and Theory
プログラム理論の評価
  
  目的に合わせて
  適切な評価方法を選ぶ
 

評価には、実施時期や実施目的に応じて5階層あると言われていますが、事業(プログラム)の設計・開発段階で選択する評価に、セオリー評価(理論評価)と言われるものがあります。セオリー評価は、達成したいと考えている目標と、その目標を達成するための活動とが、しっかりと繋がっているのか、ベクトルが正しい方向を向いているのかを検証するための評価で、5階層の中の1つになります。

セオリー評価では、ロジックモデルと言われるツールを使い、事業の設計の妥当性を検証していくことになります。活動と目標とのつながりだけでなく、活動の量や質が、目指す成果や変化(アウトカム)を生み出すために十分なものとなっているのか、といったことも緻密に確認していきます。さらに、事業設計に問題が無いことが確認できたら、目指したい成果や変化が生まれたことを、どのように測るのか、どのようにすればそれを知る事ができるのかという「指標」を検討していくことになります。重要なのは、誰かが作ったものさしで「評価される」という受動的なものではなく、評価という道具を自らが「使えるようになる」ことが大切だという点です。
セオリー評価で作ったロジックモデルは仮説であり、この仮説を検証しながら、そして改善を重ねながら、その後の活動を行っていくことになります。

Social Impact Management
社会的インパクト・マネジメント

  評価の考え方を
  事業運営(マネジメント)に組み込む
 

社会的インパクトとは、「短期、長期の変化を含め、当該事業や活動の結果として生じた社会的、環境的なアウトカム」のことを言います。(内閣府による「社会的インパクト評価の推進に向けてー社会的課題解決に向けた社会的インパクト評価の基本的概念と今後の対応策についてー」(平成28年3月)の定義を踏襲しています)

日々の事業や活動の中に評価の考え方を組み込みながら、「計画」ー「実行」ー「効果の把握」ー「報告・活用」という4つのステージを何度も繰り返していくことで、社会的インパクトを向上させていこうとする取り組みのことを、社会的インパクト・マネジメントと呼んでいます。この取り組みの目的はいくつかありますが、一つには「学びを得ることによる、より良い意思決定と改善」というものがあります。このことからも、課題解決や価値創造に関わる様々な主体が、社会的インパクト・マネジメントの実践者となることが想定されています。

Service Flow
サービスフロー
 

評価は、企業や非営利組織が行う事業や活動が生み出す、或いは、生み出そうとしている社会的な価値の本質的な部分を、「可視化・言語化」していく取り組みでもあります。評価の仕組みを導入するにあたっての伴走方法や、評価の範囲等については、ご要望を丁寧にお伺いした上で柔軟に対応させて頂きます。